アメリカGPって…

まだ見ていない方のために,この後は一応伏せておきます…
過去に,リタイアが多数のために完走が6台というレースは見たことがありました。しかし,スタートが6台というレースは初めてでした。ただ,今回の各チームの決断に関しては,私個人としてはどの決断も止むを得なかった,もしくは妥当な決断だったのだと(現時点では)思います。
ミシュラン勢にとっては,『万が一…』のことがあったときのリスクを考えると,仮にBARなどは直前まで問題がなかったのですが,止むを得なかったのだと思います。また,フェラーリに関して,ミシュラン勢のシケイン設置の提案を蹴った事についても,不利になる可能性のある変更を受け入れる必要はない,というのは競技に参加しているものとしては妥当な決断でしょう。
ひとつひっかかるのは,そのような決断をチーム間で決定させようとしたFIA及びFOAの態度でした。ミシュランが直前に持ち込んだタイヤの使用を却下。シケインの決勝からの設置についても却下(後に決定保留)。確かにルールを司るものとしては,簡単に『特別措置』などを出すわけにもいかないのも事実です。しかし,あのお粗末なレースを見させられた視聴者や高い入場料を払って見に来てくれた観客に対して,あれはあまりにも失礼な裁定だったと言わざるを得ません。
さて,今回の各チーム及びミシュランの今回の行動に対して何らかの裁定が下るのか,それともお咎めなしなのか,もうしばらく静観が必要なようです。



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