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やはり今回の問題は，タイヤ無交換のレギュレーションのためにグルーヴのほとんどなくなってしまった状態のタイヤにフラットスポットができてしまったことでしょう。
まだ磨耗の余地のあるタイヤだったら，周回を重ねることで多少はフラットスポットは解消されているのですが，あの状態のタイヤで，しかもアロンソのプッシュに対抗してライコネンもプッシュせざるを得ず，フラットスポットは更に悪化。それがサスの破損につながったことはご覧になられた通り。つまり，開発状況にもよりますが，少なくとも昨年までのように交換が認められていれば，おそらく起こりえなかったトラブルだと言えます。
あれが，ブレーキング中に破損した（と私は見ましたが）からよかったのですが，もし，最高速の時点での破損だったら…高速コーナーでの破損だったら…ＦＩＡの再考を望みます。