スペインGP

1年と4レース,22レース目でのポイント獲得。しかもそれが佐藤琢磨によるものとなると,感動もひとしおです。
昨日のGP,中継とThe Official Formula 1 Websiteのタイミングモニターを交互に見ながらの観戦,もちろん(毎回なのですが)ずっと"T.SATO"の表示を追いながら。今回はずっとひとつ上に"G.Fisichella"の表示が張り付いていて,差は少しずつ広がっていくのですが,モニター表示が自己ベストを各セクターで更新していくのを見る度に,琢磨が,例えコーナー2つ分くらい差が開こうが,喰らいついていこうとする姿勢が見えるようでした。その結果が,あのルノーの3度目のピットアウトの瞬間であり,チェッカーを受けた後のプラットホーム前でのガッツポーズにつながった,そう思うのです。
正直言って,開幕戦でQ3に進んだのはマグレではないものの,開発スピードがワークス勢とは段違いに違う以上,ヨーロッパラウンドが始まるまでにポイントを取らないと,今年もかなり厳しいと思っていました。しかし,先週の合同テストの成績と今回の結果。まったく恐れ入りました。厳しい状況には変わりはないのですが,これからもSuperAguriに期待したいです。