引退について…(2)

1日間隔があいてしまいましたが,一昨日の続きです。
今年のM.シューマッハのように引退前にきっちり会見を開ける人って本当に稀で,競技の違いに関わらず,人知れずその世界を去っていく人たちのほうが圧倒的に多数だと思うのです。
しかし,そういう人たちがいるからこそ,その世界は支えられていたわけです。その下支えをしてきた人たちに対する敬意と言う点では(スポーツだけではありませんが),我々にそういう意識がまだまだ育っていないように思えるのです。そういう視点が育ってきてこそ,この国のスポーツが文化として根付いていくように思えるのです。